牛乳お役立ち情報

牛乳乳製品をお勧めするわけ

栄養バランスが良く、手軽に栄養摂取しやすい

牛乳の栄養と言えば「カルシウム」が、真っ先に頭に浮かぶ方が多いのではないかと思います。もちろんカルシウムについては、牛乳を一日200ml飲む事で、推奨される一日の摂取量の約1/3を摂る事ができます。

でも、実はカルシウムだけではなく、ビタミンB2やB12などの含有量も非常に多く、下図のようにその他の様々な栄養素が幅広く含まれた「準完全栄養食品」と言われています。

これだけの種類の栄養素を他の食品で摂取するために、たくさんの種類の食品をまんべんなく、しかも毎日食べるとなると大変ですよね。
ですから毎日牛乳一杯(180~200ml)飲むだけで、バランスのとれた栄養を手軽に摂って頂く事ができるので、私たちは牛乳乳製品をお勧めしています。

積極的なたんぱく質の摂取で筋力アップ!!

厚生労働省が5年毎に見直している「日本人の食事摂取基準」の2020年版において、主な改定ポイントの1つとして「高齢者のフレイル予防※1の観点から、総エネルギー量に占めるべきたんぱく質由来エネルギー量の割合(%エネルギー)について、65歳以上の目標量の下限を13%エネルギーから15%エネルギーに引き上げ。」という点をあげています。
つまり、加齢による筋力や体力の衰えを予防するため、筋力などの基礎となるたんぱく質の摂取量を増やして、適度な運動する事で健康長寿を推進しています。

しかし「たんぱく質を積極的に摂りましょう!」と言われても、限られた食事量と回数の中で、たんぱく質をより多く毎日摂る事は思ったより大変です。
そんな時に、食事と食事の合間やおやつ代わりに牛乳を1本飲む事で、万一通常の食事でたんぱく質が不足しても手軽に補う事ができます。
そして適度な運動をプラスする事で、活力ある生活をお過ごし頂けると思います。

また、牛乳や乳製品は大変デリケートで、温度や品質管理が重要ですが、牧場の搾乳から、乳業メーカーでの加工製造、そして牛乳店によるご家庭へのお届けまで、一貫した品質管理体制を行っていますので、安心してご利用いただけます。

※1

フレイル予防とは、加齢と共に心や体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼び、徐々に体の力が弱くなったり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となる事を予防しようという意味です。

参考:厚生労働省「「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書」より

健康は良い習慣の長い継続が大切

「三日坊主」 耳の痛い言葉ですが、良いとわかっていながら続かなかった事ってご経験ありませんか? 例えばダイエットとか、ジョギングとか・・・。
同様に牛乳乳製品の良さを分かって頂き、毎日飲み始めたのに、つい買い忘れたなどの理由で、その習慣が途切れてしまう事があるようです。

前述のように牛乳は「準完全栄養食品」と言われるほど栄養バランスに優れた類まれな食品ですが、残念ながら劇薬ではありませんので即効性はありません。
だからこそ習慣化して少しずつ健康な体づくりを続けて頂く必要があります。

では、せっかくの良い習慣を途切れさせないようにするにはどうすれば良いか?

その答えが私たちの取り扱う「宅配牛乳」なんです。

お客様お一人お一人のご希望の商品を、ご希望のペースでお届けしますので簡単に習慣化しやすいのが宅配牛乳の大きなメリットです。
お客様の中には30年以上、親子三代にわたって宅配牛乳を続けて頂いている方もおられます。

健康は生涯の大切なテーマです。宅配牛乳で健康習慣を始めてみませんか?

最近では普通牛乳だけでなく、牛乳乳製品の本来の機能性をアップしたものや、或いは機能性の高い成分を加えた付加価値の高い商品も牛乳販売店で取り扱っております。
詳しくは「加盟店紹介」のページより最寄りのお店を検索して、お気軽にお問合せ下さい。

牛乳を使った「乳和食」

「和食と牛乳?」

和食の文化や技術は世界に誇る日本の食文化です。そこに牛乳を使うの?と疑問に思われた事でしょう。
確かに和食はヘルシーで素晴らしい料理ですが、思ったより塩分量が多い場合があります。
また和食に限らず最近の便利な市販の食品に慣れてくると、どうしても濃い味に慣れてしまい、薄味のついつい塩分が多くなりがちです。

少し話が戻りますが、上記の厚生労働省の2020年版「日本人の食事摂取基準」のもうひとつの大きな改定ポイントは、生活習慣病予防のため若いうちからナトリウム(食塩相当量)について、成人の目標摂取量を0.5 g/日引き下げるとしています。

ならば塩分を控えればよいのですが、「塩分を控えると美味しくない」というジレンマがあります。
そこで、本来ヘルシーな和食のうまみたっぷりの出汁をベースとして、そこに牛乳を適量加える事で、味に深みやコクが生まれ、塩分に頼らずしっかりとした味付けができるんです。

塩分が控えられる上に牛乳の栄養も加わるとは一緒両得ですね!!

この詳しいレシピを知りたい方は、「一般社団法人j-milk」が公開している、和乳食の専門ページをご覧頂き、お料理の参考にして下さい。

牛乳乳製品関連のお役に立つ情報サイト

出典
一般社団法人j-milk
一般社団法人日本乳業協会